両親の愛情が子どもの健全な成長に不可欠であるとの認識のもと、子どもの連れ去り別居、その後の引き離しによる親子の断絶を防止し、子の最善の利益が実現される法制度の構築を目指します

寄稿Season 11④

Season 11「親子断絶」考④

 「親子の面会交流を実現する全国ネットワーク」(親子ネット)のニューズレター「引き離し」の61号が届きました。
 法制審議会家族法制部会に対し、法務省が共同親権導入を盛り込んだ「家族法制の見直しに関する要綱案の取りまとめに向けたたたき台(1)」(要綱案たたき台)を提示し、新聞各紙が8月30日付の1面などで報道したことを、大きく取り上げています。
 
 朝日新聞によると、「たたき台」のポイントは以下の通りです。
【共同親権を導入した場合の親権者の定め方は】
・協議離婚の場合、父母間の協議で定める
・裁判離婚の場合、裁判所が定める
・子の利益のため、家裁は請求に基づき、親権を変更できる
【父母双方が親権者となった場合の親権の行使は】
・原則、父母が共同して親権を行使
・子の日常的な行為については、一方の親だけで行使できる
・一方の親が親権を行使できない時や「急迫の事情」がある時は、一方の親だけで行使できる
 
 2021年3月に始まった法制審部会での議論は、1巡目、2巡目と計24回の会議を重ね、22年11月に中間試案が取りまとめられました。この試案に対し、23年2月までを期限とするパブリックコメントの募集がなされ、8000通もの意見が寄せられたということです。
 
 親子ネットのパブコメは以下の通りです。
【親権】原則共同親権
【監護権】監護者を定めないことを原則とする
【離婚前親講座】講座受講を離婚要件とする
共同養育計画】養育計画提出&チェックを離婚要件とする
【面会交流】実効性の向上、早期面会の実現案を支持
 
 パブコメを参考にした法制審部会の3巡目の調査審議は計6回持たれました。「たたき台」が最終案ではありませんが、いよいよ最終局面を迎えます。(気弱なジャーナリスト・Masa)

Season11-4
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更新 2023-11-04 (土) 07:30:48
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