両親の愛情が子どもの健全な成長に不可欠であるとの認識のもと、子どもの連れ去り別居、その後の引き離しによる親子の断絶を防止し、子の最善の利益が実現される法制度の構築を目指します

平成24年10月28日、読売新聞

きしむ親子⑥ 貧困の母子家庭 進学断念

 「お金がないから、行かないんだ」。関西地方に住む小学6年生の男児(12)はこの夏、地域のサッカークラブの合宿に参加しなかった。友達に理由を問われ、隠さずにそう答えた。
 男児の両親は小学3年生の時に離婚。今は母親(48)と兄、祖母と暮らす。合宿の費用は1回2、3万円。母親と話し合い、合宿には行かないと決めていた。
 (中略)
 「お金が足りず、必要な食料を買えなかったことがある」-。独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の昨年の調査で、母子世帯約700世帯の約15%がそう回答した。調査した周燕飛研究員は「離婚が子どもに与える影響の深刻さは想像以上だ」と話す。
 (中略)
 首都大学東京の稲葉昭英教授(計量社会学)の研究では、大学進学率(短大などを含む)は、初婚の二人親家庭では約60%だったのに、離婚した一人親家庭では約15%にとどまった。「家計の苦しさを知る子どもたちは、早い段階で進学を諦める。人生の選択肢が狭まってしまうのは問題だ。」稲葉教授は指摘する。
 貧困を生む要因の一つが、養育費の不払いだ。
 (後略)
 ※詳細は、掲載記事を参照ください。

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