両親の愛情が子どもの健全な成長に不可欠であるとの認識のもと、子どもの連れ去り別居、その後の引き離しによる親子の断絶を防止し、子の最善の利益が実現される法制度の構築を目指します

平成24年10月24日、読売新聞

きしむ親子③ 面会調停 強制力なし

 「自分からかってに、出ていった人とは、あいたくありません」。小学生の長男からの手紙には、父への嫌悪がにじみ出ていた。
 首都圏に住む男性(44)は昨夏、長男の直筆の手紙を読んで手が震えた。
 (中略)
 面会が子どもにとって有益だという考え方は浸透しつつある。今年4月施行の改正民法は、子どもを持つ夫婦が離婚する際、別居する親と子の面会について取り決めるよう定めた。離婚後も交流を続けることで、子どもが「両親から愛されている」と実感でき、精神的に安定するとされるからだ。
 離婚問題に詳しい棚瀬一代・神戸親和女子大教授(臨床心理学)は「面会を巡って両親の対立が長引けば、子どもの成長に悪影響を与える。原則として面会は行うべきだ」と話す。
 (中略)
 棚瀬教授は「子どもが面会を拒む理由は、別居する親への恐怖だけでなく、同居する親への気兼ねなど様々だ」とし、こう提言する。「中立的な立場の専門家が子どもの気持ちを聴き取り、DVや虐待の恐れなど、面会を拒む正当な理由があるのかを判断する仕組みが必要だ」
 ※詳細は、掲載記事を参照ください。

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