両親の愛情が子どもの健全な成長に不可欠であるとの認識のもと、子どもの連れ去り別居、その後の引き離しによる親子の断絶を防止し、子の最善の利益が実現される法制度の構築を目指します

令和5年7月27日、スポニチ

福原愛さんが直面するとみられる「ハーグ条約」、日本は加盟も…台湾は非加盟

 卓球女子で12年ロンドン、16年リオデジャネイロと五輪2大会連続でメダルを獲得した福原愛さんの元夫で、リオ五輪台湾男子代表の江宏傑氏が、27日に都内で「福原さんに対し子供連れ去りで訴える」とする緊急会見を開いた。

 江さんは冒頭、「本年7月20日、日本の裁判所の審判結果を受け取りました。福原愛さんに対し、息子を私に引き渡すよう命ずる内容です。私からは、日本の裁判所が審判を出して下さったことに感謝申し上げるとともに、『早く息子に会いたい』ということを申し上げたいです」と説明した。

 会見に同席した大渕弁護士は、「通常の審判に加え、保全の命令も出された。ただちに子を引き渡せという、非常に珍しい。余程のことがない限り、裁判所は認めてくれない。福原さんはただちに子供を引き渡す必要がある。不服申し立てをするしないに関わらず、引き渡しをする必要がある」とし、福原さんサイドの主張には「いかなる理由も、正当な理由として認められないという判断が下された」と説明した。

 国際間の子供の連れ去り問題に関しては、ハーグ条約が1980年10月25日にオランダのハーグで採択されている。正式名称は「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約」で、国境を超えて子供が不法に連れ去られたり、あるいは不法に留め置かれたりすることの防止を目的としたもの。16歳未満の子を国境を越えて連れ去った場合、条約に加盟している国は政府を通じて返還に応じる必要がある。

 条約に加盟している国同士ならば、裁判所に申し立てれば迅速に判断されて原則的に返還となるが、当事者が条約に加盟していない場合には、この原則はあたらない。今回のケースでは、日本は2014年に加盟しているが、江宏傑氏が居住する台湾は加盟していないため、難しい判断となるとみられる。

 江氏と福原さんはリオ五輪後に結婚し、17年に長女、19年に長男が誕生。21年7月に離婚を発表した際には、2人の子供の親権について離婚後も父母双方が親権を持つ「共同親権」となると説明していた。その後、昨年7月には江さんが自身のSNSで、子供を連れて日本に帰国したまま連絡が取れなくなったなどと福原さんを批判。福原さんが台湾メディアで猛反論する騒動に発展していた。

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