両親の愛情が子どもの健全な成長に不可欠であるとの認識のもと、子どもの連れ去り別居、その後の引き離しによる親子の断絶を防止し、子の最善の利益が実現される法制度の構築を目指します

寄稿SeasonⅦ ③

Season Ⅶ ③園長の書面

Tokuさん (愛知県の別居親、会社員)
聞き手・Masaくん(気弱なジャーナリスト)

Toku 長女Youが通っていた幼稚園の園長先生は、子供を切り離したり、連れ去ったりすることに対し、子供の健全な成長を壊すものと考え、反対の立場でした。教育に携わる者として許してはいけないという考えの方でした。
 以下、園長からの書面です。
 
 「参観、運動会、遠足、夏まつり、学園祭など園の行事には父母で積極的に参加され、時に祖父母も加わり家族全員で温かく見守りながら子育てされている様子が伝わりました。
 父親は夏まつりや運動会では事前準備やテント設営、終了後の片づけなど園の行事に対して大変協力的で、家族全員で園生活を楽しんでいました。
 母親が産休、育休の時もいつも祖父母が協力し寄り添っていたように思います。
 Youさんは毎日安心して笑顔で登園し、日々成長されていました。
 
 Youさんの最後の登園日、母親が迎えに来て引き取られた後、母親と連絡がとれず何の連絡もなく、そのまま退園となってしまいました。
 Youさんは大好きな友だちや先生ときちんとお別れができず、とても心残りだったと思います。クラスメイト、担任教師も大変残念に思っておりました。
 
 子どもにとって両親の愛情の下で育つことが一番の幸せです。母親、父親、子どもがきちんと顔を合わせ話し合い、分かち合うことではじめて一歩ふみ出せるのではないでしょうか。
 Youさんは、心優しく思いやりがあり芯の強い子どもです。家族全員が元に戻り多くの愛情の中で育つことが心の安定となり、大きな成長を遂げると考えています。逆にとても仲の良かった父子が離れ離れになることは、Youさんの心に喪失感を生み、不安を与え自分自身を否定することにもつながりかねません。
 心からの笑顔で心豊かに過ごされることを切に願います」

Season7-3
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更新 2022-10-31 (月) 06:44:55
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