両親の愛情が子どもの健全な成長に不可欠であるとの認識のもと、子どもの連れ去り別居、その後の引き離しによる親子の断絶を防止し、子の最善の利益が実現される法制度の構築を目指します

寄稿SeasonⅣ ①

Season Ⅳ ①教師として

Hashiさん (三重県内の中学教師、33歳)
聞き手・Masaくん(気弱なジャーナリスト)
 
Masa 連れ去られたのは、いつですか?
Hashi 私は市の中心部の中学校で国語を教え、女子ソフトボール部を指導しています。教員になって10年目です。
 同じ教師である元妻に子供たちを連れ去られたのは2年前の令和2年4月。職場から帰ってきたら、いなくなっていました。連れ去り直後はショックで仕事が手につきませんでした。幸か不幸か、新型コロナウイルスの感染拡大で一斉休校となり、仕事が比較的暇だったため、辞職には至りませんでしたが。
 元妻が産後うつ気味になり、別居しようかと話し合っていましたが、夫婦関係はさほど悪くなかったと思います。連れ去りは突然のことでした。離婚は令和3年6月に成立しました。現在、長女が3歳、長男が2歳で、月1回10時から16時までの6時間の面会交流ができることになっています。
 元妻側の家にとって長男は久しぶりに誕生した男子で、私は元妻の母親が画策した〝孫取り離婚〟と思っています。
Masa 担任のクラスの中には片親の子もいるでしょうね。
Hashi 片方の親に会えていない生徒や、DVから避難している生徒がいます。両親がそろっている子と比べると、やはり不安定というか、性格や心理の面で異なる傾向がありますね。父親と引き離されている私の子供たちにもそんなマイナスの影響が出ないか、将来が心配でたまりません。
 私自身の心もいまだに元妻への怒りや葛藤でいっぱいで、不安定です。連れ去り直後のショックがよみがえるフラッシュバックに悩まされ続けています。
Masa 悩みを聞いてくれる相談相手もできたと聞きました。今望んでいることは何ですか?
Hashi 月1回の面会交流で足るはずもなく、いつでも自由に子供たちと会えるようになって親としての養育責任を果たしたい。 
国も認めているように同意なき連れ去りは犯罪ですよね。その罪を、最も子供たちの福祉に配慮すべきである教職の元妻が犯したことは、どうしても許せない。復讐したいとさえ思います。現在も厳罰を望みます。

Season4-1
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更新 2022-04-04 (月) 07:24:25
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