寄稿SeasonⅠ③
寄稿Season Ⅰ ③警察も行政も
Tokuさん(愛知県内の大手企業社員、45歳)
聞き手・Masaくん(気弱なジャーナリスト)
Masa 父親側ばかりで一方的ではありますが、男性2人の主張を紹介します。1人は製薬会社の研究職で幼い頃は米国カリフォルニア州で育ちました。「仕事でも米国やドイツのベンチャー企業で勤務していたため、月8回宿泊の面会交流が普通だと認識していました。一般的に月1回3時間しか会えない日本の制度は異常で、親と引き裂かれるという意味で子供への虐待、子育てしたいと考える親への暴力です」と憤りを隠しません。
もう1人も「ご存じの通り日本では1割以下の父親しか親権を勝ち取れず、これは明らかに父親に対する差別です。母性優先の思想により、離婚した多くの父親が不当に親権を奪われて苦しんでいます」と主張しています。
Toku 私のケースは他と違って特殊なのかもしれません。撮影した写真を見て、これが行政と警察を巻き込み隔離施設に入った妻と家族なのか、離婚裁判をしている家族なのかと感じると思います。離婚裁判中でも旅行をしている始末で、妻には恐怖などまったくありません。
別居後の過程の中で、妻は行政による支援措置をかけて住所秘匿を試み、対外的には夫の暴力があったとして離婚へのアピールをし、子供に会いたいならお金を出してと言っています。
Masa 警察だけでなく行政も荷担しているのですか。
Toku 支援措置がかけられている最中、私たち家族は遊園地・図書館・行楽地へ何度も一緒に出かけ、小学校の入学式に夫婦そろって参加、息子の七五三を双方の祖父母を交えて祝い、妻の家で娘の誕生会をしていました。支援措置の状況下になかったのです。当然、住所秘匿の要件はありません。
措置解除後、私は妻の住む市の役所に情報開示を求めた上で、主に以下の問題点を訴えています。
相談した記録には私が妻に暴力を振るったと、一度も口にしたことのないことが書かれていた/ボイスレコーダーの証拠とともに文書の訂正を求めるも拒否された/不服審査請求に対して第三者機関による審議をすることなく、却下した…。
こんなヘンテコな家族関係は、もうなくさなければ。
更新 2021-10-26 (火) 07:47:06
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